2013年のマレーシアGPは、見る方にすれば、ものすごく面白いレースでしたねー!でも、ベッテルのチームオーダーを無視する行動がかなり物議を醸しだしていますねー。
レッドブルのチームから「マルチ21で走れ」という指示が、ベッテルとウェバーに飛びました、この指示は簡単に言えば、1位がウェバー、2位がベッテルの位置をキープして無駄な争いをせずに、1.2フィニッシュを目指せと言うチームオーダーでした。
しかし、ベッテルはそれを無視して、味方のウェバーをオーバーテイクしました、しかもそのオーバーテイクシーンがヒヤヒヤもので、見てるファンには楽しくて仕方ありませんでしたが、チーム代表のクリスチャン・ホーナーにすれば、「頼むからやめてくれー!!」って感じで見ていたんでしょうね。
それに引き換え、メルセデスは、3位ハミルトン、4位ロズベルグのままフィニッシュしました、3位に入ったハミルトン自身が3位にふさわしのは、ニコ・ロズベルグだと言っているように、メルセデスはきちんとチームオーダーを守り抜いた結果になりました。
ベッテルは、「時計の針を戻せるなら、もう一度レースをやり直したい」と謝罪の意を表明していますが、見ているファンとしては、チーム内バトルが一番おもしろい戦いだと思うんですよねー。
もちろん、チームとしてコンストラクターズを戦っているので、チームの方針もわかりますが、それ以上に面白いのは、ドライバー同士の戦いだと思います、特に同じマシンに乗るチームメイトなら、なおさらバトルが面白くなります。
F1ドライバーは全員、自分が世界一速いと思っていると言われています、実際トップドライバーはそう思っていると思います、そう考えると、やはり、目の前に抜ける相手がいるのに、抜かずにそのまま走ると言う事が出来ないんでしょうねー(笑)
「ベッテルは速いが脆い!!」とよく言われますが、今回のマレーシアのような事があると余計にそう言われるんでしょうねー。
でも、3年連続ワールドチャンピオンになったドライバーなので、やっぱり速いのは間違いないと思います、今回のベッテルの走りには賛否両輪あると思いますが、F1ファンとしては面白いレースだったので、個人的にはベッテルの行動に賛成します。
F1は速いドライバーが勝つスポーツですよねー、そう考えたら、チームオーダーでがんじがらめのレースは面白くないと思います。
それにしても、やっぱり今年もレッドブルが速そうな予感がしますねー!!
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