2013年のスペインGPは、アロンソとライコネンの白熱のバトルでなかなか面白かったですねー。フェラーリの早さが際立っていましたが、メルセデスのレースでの遅さは、見ている方もあまりにもひどいと感じました。原因は間違いなくピレリタイヤです。
ポールポジションを獲得するチームなのに、レースになるとものすごく遅くなる、マシンが悪いと言えばそれまでかもしれませんが、ピレリタイヤがあまりにもひどいのも原因の一つだと思います。
スペインGPは、何と4回ものタイヤ交換と言う、あまりにもひどい状態だったと思います。
ピレリは今シーズン、よりエキサイティングなレースを演出するため、ピットストップの回数増を目的に、長持ちの難しいアグレッシブなタイヤを供給していますが、スピードを出せないタイヤなんて本末転倒な気がします。
ロータスにはピレリタイヤが合っているようですが、戦闘力の高いレッドブルなどからはタイヤの改善を迫られています。
ブリジストン時代にも、戦略的に3ストップというのはありましたが、あくまで戦略的な事であり、2ストップでも十分走りきれるタイヤでした。
しかし、ピレリは、4ストップでないと最後まで走りきれないタイヤになっています、レース中も色んなチームでタイヤのトラブルがありましたね。
2005年のミシュランが走るのをボイコットしたアメリカGPを思い出してしまいました、今思えばあの時のミシュランよりひどいのではと思ってしまいます。
タイヤをワンメイクにして予算を減らすと言うのはわかりますが、やっぱりタイヤもF1には重要なファクターです、ブリジストンVSミシュランの戦いは本当に面白かったですね。
今回のピレリタイヤのあまりにもひどい状況を受けて、イギリスGPまでに改良をされるようです、少しでもレースが面白くなるように、ピレリには本当に頑張って欲しいですよねー。
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