あの輝きをもう一度!【漢・松中】イ・デホからポジションを取り戻せ!

先日、関西テレビ開局55周年特別番組の「オレたちフルスイング」という番組が放送されました。昭和48年生まれのイチロー、小笠原道大、三浦大輔、松中信彦、中村紀洋、坪井智哉などそうそうたるメンバーのドキュメントを放送した番組でした。私はホークスのファンなので松中選手の放送に見入ってしまいました。

オレたちフルスイングの松中信彦

平成の時代に入ってから唯一の三冠王である松中選手ですが、近年はケガに苦しんでおり、2軍落ちを経験するなど以前では考えられない不振に苦しんでいます。

復活をかけた2013年シーズンも、初出場でいきなりケガをしてしまいました。

そして事件は起こりました、交流戦優勝を果たしたホークスですが、その後に行われた優勝セレモニーを松中選手はボイコットしてしまいました。

それに激怒した秋山監督が、無期限の2軍落ちを命じました。

この報道だけでは、松中選手に非があるように見えますが、実はこの裏には松中選手の野球に対する深い思い入れもあったようです。

交流戦の優勝が決まったヤクルト戦に松中選手は、首脳陣に「この試合は代打はない」と告げられていましたが、8回に急に代打を告げられました。

結果はダメ押しのタイムリーを放ちましたが、この起用に納得がいかなかったようで

「1打席1打席、打てなかったら引退という思いで1軍に上がってきて、たとえ10点差でもどんな場面でもいく決意でいた。ないと言われていたので、準備せずにいくことになった。プロ17年間、しっかり準備する気持ちだけは欠かさなかった。そこは譲れない部分だったので、カッとしてしまいました。ペナルティーは覚悟していました」

というコメントを残しました。

この時の事を私はハッキリ覚えています、その時は「今の成績で何を偉そうな事を言うとんねん!!」と素直に思いましたが、この番組を見て印象が少し変わりました。

松中選手は過去に三冠王も獲得した一流選手です、当然の事ながら、試合にはいつも真剣に向き合って臨んでいます、もちろんきちんと準備もしています、今日は出場が無いと言われていたにも関わらず、いきなり代打を告げられてプライドがズタズタになったというのもよくわります。

でも、これは間違いだったと本人も認めています、プロである以上は結果が全てです。

今の松中選手にこのようは言動は絶対にダメだったと思います。

松中選手も深く反省しており2014年シーズンに再起をかけて臨むようです。

ホークスファンにとって松中伸彦は特別な選手です、小久保選手と同じく常勝ホークスを作り上げてくれた功労者です。

2014年はオリックスからイ・デホが加入し、現状では松中選手のスタメン出場はまずありません、しかしあの全盛期の松中が復活すればレギュラーを奪還する事は十分可能だと思います。

2000本安打に残り237本と迫っている状況です、何とか2000本安打も達成して欲しいと心から思います。

あのどこを投げても打ち、ファンも「松中で打てなかったら仕方ない!」と言わしめた、松中伸彦の姿をもう一度見てみたいと思います!!

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