2003年日本シリーズ第7戦ダイエーVS阪神

2003年日本シリーズ第6戦で福岡に戻り、息を吹き返したダイエーホークス、逆王手をかけた勢いで、一気に優勝を決めて欲しいと心より願っていました。泣いても笑っても最後の試合、楽しんで見ました。

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第7戦の先発は、阪神・ムーアとダイエー・和田が先発。第3戦と同じ対戦となる。 1回裏、ダイエーはムーアの不安定な立ち上がりを攻め、村松が三塁へのヒットと川崎の四球で得点圏に入れ、井口が倒れた後、松中の二塁打で2点を先制する。その後ムーアは城島、バルデスを三振に仕留める。

ホークスの頼れる4番、松中の目の覚めるような打球のタイムリーで2点先制!!やはり福岡に戻ってきたらホークスペース、ゴールデンルーキー和田のナイスピッチングで、怖い怖い、金本を抑え込みます。

甲子園で、打たれまくった金本を福岡に戻って来て完全に抑え込んだのが、2003年の日本シリーズを制した一番の要因だと思います。

 3回裏、ダイエーは村松が三振に倒れた後、川崎が二塁打で出塁すると井口が右中間への2ランホームランを放つ。

第6戦で完全に目を覚ました、井口の得意の右に伸びるホームランで豪快にライトスタンドに叩きこみます。今はセカンドに本多選手がいるので微妙ですが、是非、井口選手にはホークスに復帰して欲しいと思うのは私だけでしょうかねー!!

松中がセカンドライナーで倒れ、2死から城島のソロホームランで5-0とリードしムーアを攻略。

ここで、お祭り男、城島が大きなホームランをレフトスタンドに叩き込みます、試合はこのホームランで決まったと言っても良いと思います。

タイガースは乗せていはいけない城島を乗せてしまいました、これで勝負があったと思います。

5回表、阪神は関本健太郎のソロホームランで5-1と1点を返し、今岡、赤星の連打で得点チャンスを迎えるが、金本がセンターフライ、桧山が見逃しの三振に倒れる。

伏兵である関本選手の一発で1点を返されますが、ソロホームランではどうにもなりません、今岡、赤星の連打の際には少し焦りましたが、金本、桧山が大ブレーキに、ホークスが誇る、和田投手をそう簡単に打てる訳ありませんよねー!!

6回裏、城島が阪神の2番手リガンから二打席連続となるソロホームランを放ち6-1と大きくリード。

ねぇ!!お祭り男を乗せてしまうとこうなってしまうんですよねー!!この時は嬉しさのあまり大喜びしてしまいました。でも悔しいのは、この時の城島選手の姿を阪神タイガースでも見せて欲しかったですね。

タイガースで城島選手が活躍できなかったのは本当に残念に思います。

9回表アリアス、濱中が倒れ2死、このシリーズで5打席連続三振(日本シリーズタイ記録)を喫し、シーズン中から引退を表明していた広澤克実がソロホームランを放ち6-2とする。

最後に、こちらもある意味お祭り男である、広澤克実選手のホームランが飛び出し6-2と4点差、しかしこのホームランはホークスからの広澤克実選手へのプレゼントだと思っていました。広澤克実選手お疲れさまでした!!

ってこの時点ではもう、勝利を確信しており、余裕で見ていました!!

本当に今振り返っても、素晴らしい日本シリーズでした、私自身これ以上、興奮した2003年の日本シリーズはありませんでした。

※城島3.4号ホームラン

※福岡ドームでダイエー4勝

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