昨日、放送された報道ステーションの特集で、村田兆治さんがノーサインで投げていたと言う特集が放送されていました。村田兆治さんの特集と言うより、当時のキャッチャーであった、袴田英利さんに焦点が当てられていました。
マサカリ投法で有名な村田兆治さんは、63歳である今でも、130kmのストレートを投げるすごい投手で有名ですよね。
その、村田兆治さんが現役時代に、何とノーサインでピッチングしていたそうです。
球種が多い、現代野球では考えられないノーサインですが、ストレートとフォークしかない村田兆治さんだからこそ出来た芸当だったんでしょうね。
でも、何がすごいって、この村田兆治さんの投げた球をキャッチしていた、袴田英利というキャッチャーが素晴らしいと思います。
私は、アラフォーなので村田兆治さんが現役時代も良く覚えていますが、それでも袴田英利さんの事は全く記憶になりませんでした。
袴田英利さんが、言うには、村田兆治さんは目が悪く、サインをよく見落とす事があったらしく、自分が思っているボールと違うボールが来る事がよくあったらしいです。
そうなると、結果としてパスボールになってしまうので、それなら、思い切って、ノーサインで投げてくださいと頼んだらしいです。
と言っても、「村田のフォークボールの癖はすぐ分かったけど、分かっていても打てなかった」と野村監督も語っているほどするどい、落ち方で、簡単に取れるボールではありません。
しかも、ストレートかフォークかどちらかわからないのに、キャッチしないといけないとなるとすごい集中力だったと思います。
しかし、袴田英利さんは、完璧にキャッチングし、村田兆治さんの絶大な信頼を勝ち得ました。
今では、ダルビッシュの投球をノーサインで取れるかと言うと、絶対に不可能だと思いますが、この時の村田-袴田バッテリーには、心でつながっている強い絆があったんでしょうね!
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