先日放送された、「マツコ&有吉の怒り新党」は、テレビ朝日開局55周年と言う事で「55」にちなんだ、松井秀喜選手の特集が組まれていました。「55」と聞くとやっぱりすぐに、松井秀喜選手を思いますよね。この放送で意外に知らないスーパースター松井選手の事をさらに深く知りました。
放送されたのは、「松井秀喜VS最大の敵」というタイトルでした。
私は、松井最大の敵と聞いてピンと来たのは、タイガースの遠山投手かと思いました(笑)
こう思うのは、関西のタイガースファンだけでしょうかねー!
松井最大の敵は、「東京ドームの天井」でした。
簡単に言うと、松井選手のホームランは飛びすぎて、よく天井に当たってしまう事がありました、東京ドームのルールでは、天井に当たったボールを野手がキャッチした場合はアウトになると言うルールになっています。
これで、松井選手は、何本ホームランを損したかわからないようです。
知らなかったんですが、東京ドームは、世界のホームラン王、王貞治さんのホームランの放物線を元に設計されたので、屋根に当たるはずが無いと言う設計だったそうです。
これを考えても松井秀喜のパワーがいかにすごかったがわかりますね。
ちなみに、今年、NPBの本塁打記録を塗り替えた、バレンティンの2013年のホームランの平均飛距離は、119Mだったのに対して、松井秀喜のホームラン平均飛距離は、毎年120Mオーバーだったそうです。毎年ってすごいですよねー!
こう見ると、やっぱり松井選手は改めて素晴らしいスラッガーだったのがわかりますね。
今回放送されたのは、松井と東京ドームの天井にまるわる、3つの事件でした。
1つめは、凡フライを打ち上げてしまいましたが、いつも苦しめられていた天井に、ボールが当たって、そのボールがうまく方向がかわり、内野の真ん中に落ちてヒットになったという事件でした。
2つめは、あまりの大飛球に、東京ドームの屋根の吸い込まれてしまい、ボールが無くなってしまったという事件でした。結果的に「2ベース」となってしまい、またもや東京ドームの天井によってホームランを1本損した事になりました。
3つめは、東京ドームの屋根にボールを2回も当てながらも、ライトスタンドにホームランを叩き込むと言う、もはや人間でないようなパワーを発揮しました。
面白い事に、この3つの出来事全てが、ベイスターズの森中投手からのホームランでした。
そらに後日談で、この森中投手は、引退後巨人の打撃投手として迎え入れられました、そして現在では巨人のスコアラーとして活躍されているそうです。
結果的に、松井のホームランは、通算507本でしたが、もし東京ドームの天井が無かったらもっと増えていたかも知れませんね。
それにしても、松井秀喜の偉大さを改めて感じた特集でした!