トヨタのクラウンと言えば、日本を代表する高級車です。現在は、高級ミニバンがたくさん売れて、高級セダンがなかなか売れない時代と言われていますが、クラウンは安定して売れ続けています。しかし、このクラウンがあるからこそ売れている車があります。それは「マークX」です。
高級セダンが売れない時代にも関わらず、安定して売れ続けているのは、トヨタのクラウンとマークXだけと言っても過言ではありません。
クラウンは、日本を代表する高級車であり、昔からのユーザーがついているので安定して売れ続けていますが、クラウンには売れるべくして売れる理由があります。
それは、クラウンが徹底的に日本市場を意識して作った車だからです。
最近の日本車は、北米や中国などの海外市場を意識して作られる車が多いです、そのため車のサイズがどんどん大きくなって来ています。
スカイラインやレガシィーなどは、少し前のクラウンのサイズに匹敵する大きさになっています、マツダのアテンザは1840mmとクラウンより大きなサイズになっています。
昔から考えると、あまりにも車が肥大化しており一昔前では考えられない大きさになっています。
そんな中、クラウンは日本の道にジャストサイズを目指して開発されています、新型クラウンも大きくなったとはいえ4895mm×1800mm×1450mmと全幅は1800mmジャストになっています。
日本の高級セダンの市場はレクサスを除き、クラウンより大きいサイズになると売れないんです。
日本人は知らず知らずのうちに、クラウンより大きさなサイズの国産セダンを認めないと言う意識が働いていると思います。
そのクラウンの大きさを上回らないように作られているのが、マークXです。
マーク2の時代からもそうですが、必ずクラウンより小さなサイズで作られてきました、新型マークXも4730mm×1795mm×1435mmときっちりクラウンより一回り小さなサイズで作られています。
マークXは、デザインも優れているので、売れるべくして売れていると思いますが、マークXの売れている最大の原因は、間違いなくクラウンより小さなサイズになっているからだと思います。
新型クラウン・マジェスタのエンブレムが「トヨタマーク」から「王冠」に変わった理由!
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