マクラーレンと言えば、ロンデニスですよね、そのマクラーレンの総帥であるロンデニスが、セナとの思い出を「楽しかったこと」と答えました。
90年代のF1を知る、アラフォーの私には心にグッと来るものがありました。
セナと言えば、マクラーレンとホンダがすぐに思い浮かびます、やっぱりセナが一番似合っていたマシンは、マルボロカラーのマクラーレンのマシンです。
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その、マクラーレンのボスと言えば、言うまでもなくロンデニスですよね。
ロンデニスは、F1界ではフランクウイリアムズに並んで有名なチーム監督です。
90年代、無敵を誇ったマクラーレンは、セナとベルガーのナイスコンビで、チャンピオンを何度も獲得しました。
そんな思い出を、ロンデニスは、「楽しかったことがもっとも強烈な記憶で笑って楽しんだことを覚えている」と語っています。
確かにこの時代のF1は人間くささが残っており、ロンデニス、セナ、ベルガーがお互いにいたずらをしかけるような、良い雰囲気のチームでした。
G.ベルガーはヘリコプターからA.セナのブリーフケースを放り投げたり、A.セナのパスポートの顔写真をみだらな写真に貼り替えたり、A.セナが宿泊するホテルの部屋をカエルだらけにしていた。A.セナも、G.ベルガーの宿泊先の部屋でエアコンに強烈な匂いのチーズを設置するなどして反撃。R.デニスは、5つ星の豪華ホテルで自分の部屋の壁紙がポルノのものに貼り替えられたこともあったそうです。
この当時の事をロンデニスは、「子供っぽかったが、チームには本当にいい雰囲気が流れていた」と言っています、まさにこの言葉の通りだと思います。
私が深く印象に残っているのは、セナの誕生日の際に、誕生日ケーキをロンデニスがセナの顔にぶつけていたのをよく覚えています。
他にも91年の鈴鹿では、優勝したセナを待ち伏せしていたロンデニスがバケツの水をかけようと待ち伏せしていたのを良く覚えています。
ただ、いつもこんな調子だった訳ではなく、レースになると、お互いまさにプロ中のプロと言う事もあり、セナは極限までの要求をロンデニスに伝えて、ロンデニスはその要望に応えてチームを強くして行くと言う本当に素晴らしい関係でした。
最近のロンデニスは、あまり笑わないように感じます、あの時のセナとロンデニスの笑顔は忘れる事が出来ません!!
また、あの時のような古き良き時代のF1を見てみたいと思いますねー。