2006年のパリーグのプレーオフを覚えていますか?当時は、まだ「クライマックスシリーズ」という名前ではなく、プレーオフという名前で呼ばれていました。2006年のパリーグの優勝は新庄選手を擁した日本ハムファイターズでした、この年のプレーオフでは、斉藤和巳伝説が生まれた年でした。
2006年の斉藤和巳投手は、18勝5敗と、無敵のエースとして君臨していました。
しかし、ホークスはリーグ終了時点では3位に終わってしまいました、しかし、今まで散々苦しめられてきたプレーオフでリベンジを果たすべく、プレーオフのファーストステージで西武に競り勝ち、ファイナルステージに進みました。
この年から、リーグ優勝を果たしたチームに、1勝のアドバンテージが与えられる事が決まっていたので、初戦を落としたホークスは、絶対に負けれない試合になったので、中4日でエースの斉藤和巳を送り出しました。
試合は、八木投手と斉藤和巳投手の白熱の投手戦になりました。
結果的には、当たり損ねの内野ゴロの間のサヨナラ負けになってしまいました。
この試合の後、斉藤和巳は周り気にせず号泣し、自分で歩く事も出来ない状態になって、チームメイトに肩を抱えながらマウンドを去りました。
奇しくも、斉藤和巳投手は、この年が一番活躍した年になり、翌年の2007年は6勝止まりで、その後は今年2013年まで登板が無く、引退になりました。
考え過ぎかも知れませんが、この時の斉藤和巳投手の涙は、自分がプロ野球選手として、活躍出来るのが最後だったとわかっていたのかも知れませんね。
しかし、試合にここまで真剣に取り組んでいた、この斉藤和巳の涙が、その後のホークスナインに伝わり、常勝軍団になっていったと思います。
私は、斉藤和巳投手の大ファンでしたが、このシーンは本当に印象深く残っています。
常勝ホークスを作り上げた「負けない投手」斉藤和巳が退団を発表!
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BBM2006 福岡ソフトバンクホークス HAWKS HEROES No.HH4 斉藤和巳 |