プロ野球の球団経営は水物とよく言われますが、まさに今年のヤクルトはそれを象徴するかのような出来事が起こっています。
まず、プロ野球の球団で黒字経営しているチームというのは、阪神と巨人と広島だけだといわれています。
巨人と阪神も純粋に、球団経営だけを見ると、赤字ともいわれるくらい、球団経営だけで黒字を出すというのは相当難しいようです。
だからこそ、昔から、プロ野球球団の経営は水物と言われています。
もちろん、知名度が上がったり、球場に行くまでの電車などの派生する売り上げもあるので、必ずマイナスという事はありませんが、単純に球団の経営だけとなると黒字化は難しいようです。
しかし、今年は最下位でありながら、ウハウハの経営を続ける球団があります、それは東京ヤクルトスワローズです。
理由はすぐにわかりますよね、バレンティンのホームラン記録を見ようとたくさんの人が、神宮球場に足を運んでいるからです。
先日行われた、神宮での阪神3連戦は、バレンティンの記録を見ようという事で連日大入り満員になっていました。
3日間で、計9万694人を集めました、最下位チームなのに大入りになるっていうのが面白いですね。
ヤクルト球団としては、2005年の実数発表以来初の1試合平均2万人超も夢じゃないと息巻いているようです。
そして、この大入りをもたらした、バレンティンの年俸が破格に安く、三冠王を獲得したとしても最大で1億3000万円で済むというような契約らしいので、まさにバレンティン様様になっているようです。
たった一人の選手で、ここまで球団経営が動くというのは、やはり球団経営は水物と言われる理由なんでしょうね(笑)
ホームランだけじゃない!バレンティンは三冠王も十分に狙えるぞ!
バレンティンが「55本のホームラン」の壁を破ることが出来るか?
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