今のF1に足りないのはマンセルのようなドライバー

今の近代F1に欠けているのは、ナイジェル・マンセルのような個性の強いF1ドライバーがいない事だと思います。最近のF1カーはピットに全て監視されており、ドライバーの技術が出にくくなっていると言われています。

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今のF1は、退屈と言われる事が良くあります、様々な要因がありますので、一概にこれと言うのは言い切れませんが、大きな要因の一つに、オーバーテイクシーンが減ったと言う事があると思います。

私が大好きな、ナイジェル・マンセルのような豪快な走りをするドライバーが今はいないと思います。

一度調子にのると、セナであろうがプロストであろうが、誰も手をつけられない強さを見せつける、反面、信じられないようなミスをすることもある、豪快なドライバーでした。

今で言うと、ハミルトンが唯一少しマンセルに似ているかなっていう感じがしますが、まだまだ、マンセルのは及ばないと思います。

マンセルは「無冠の帝王」と呼ばれ、ワールドチャンピオンを獲得するまでかなり苦労をした、ドライバーです。

それがファンにも共感を得たのか、「大英帝国の愛すべき息子」とも呼ばれていました。

1992年の無敵のマシン、ウィリアムズFW14Bはよく誰がドライブしても勝てると言われましたが、それを言い出すと今の、ニューウェイの車なら誰でも勝てると言うのと同じだと思います。

誰でも勝てるなら、リカルド・パトレーゼもマーク・ウェバーもチャンピオンになれたはずです。

日本人初のF1ドライバーである中嶋悟氏は、「例えどんなに優れたマシンに乗っていたとしてもチャンピオンになることは偉大なことだ」と言い切っています。

今のF1に、マンセルのような個性の強いドライバーが、出てきて欲しいなと思うのは私だけでは無いと思います。

荒法師ナイジェルマンセル伝説

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