トヨタの燃料電池車の「ミライ」の発表が決まりました。
注目の価格は、723万6000円(補助金込みで約520万円)で購入出来ます。
この金額に、高すぎるという意見が飛び交っていますが、520万円で燃料電池車が購入できるなんて、夢のようなバーゲンプライスだと思います。
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つい2~3年前には、燃料電池車は1台1億円以上すると言われていましたが、クラウンの最上級モデルと同じくらいの価格で購入できるなんて、夢のような話だと思います。
トヨタは最近、売上絶好調で、業績も言うことなしですが、社長も危機感を感じており手放しでは喜べない状態になっていると言われています。
私も、ハイブリッド一辺倒の今の戦略はかなり危険だと思います。
マツダがクリーンディーゼルで成功しているのを尻目に、トヨタも本来ならクリーンディーゼルを出したいはずなのに、開発が遅れていた関係で発売出来ない状態が続いています。
そこで、まさに、トヨタの未来をかけた、MIRAIを発売しました。
プリウスの時と同じく、723万6000円は、大赤字の価格設定だと思います。
プリウスの発売は21世紀にGOと言うことで、215万円で発売したのは有名な話です。
初代プリウスは、売れば売るほど赤字になると言われた車でした。
しかし、今ではプリウスは、トヨタの屋台骨になるほどの車になっています。
この、燃料電池車は、水素で動く車です、この車を動かすには、ガソリンスタンドではなく、水素スタンドが必要になります。
その水素ステーションがどこまで増やせるのかが、燃料電池車が普及するかどうかの鍵になりそうです。
日産と三菱の電気自動車は、決して成功してるとは言えません。
理由は簡単で、充電施設が不足しているからです。
ただトヨタは本気になったらすごい力を発揮します。
このミライを普及させるためには、水素ステーションがどこまで増やせるかだと思います、電気スタンドは、日産、三菱がそれほど本気になっていなかったと思います。
しかし、トヨタは社運をかけて、この水素ステーションを増やすはずです、プリウスの成功に続けるか、燃料電池車がトヨタの未来を決めると思います。