先日のモナコGPは、ニコ・ロズベルグの鮮やかな勝利で、親子でモナコを制覇と言う快挙を達成しました。メルセデスとレッドブルの一騎打ちになった様相でしたが、最後の最後に輝いていたのはキミ・ライコネンでした。
レースは、セーフティカーが何度も入り、途中で赤旗中断となった、長いレースでしたが終始、ロズベルグは安定した走りを魅せて、完璧な勝利を収めました。
いつものメルセデスなら、レースが始まると、すぐにタイヤが持たなくなり、ズルズル後退して行くパターンでしたが、今回のメルセデスは、素晴らしい走りを見せてくれました。
ただレース前の1000kmのテストに避難が集中しているようなので今後大きな問題になりそうな予感をはらんでいますが、メルセデスは大きく戦闘力を上げたのは間違いないと思います。
今回のモナコGPで私は、一番輝いていたのは、ロズベルグではなく、ライコネンだったと思います。
レース終盤に、マクラーレンのぺレスに追突されるかのような形で、ポイントを取る事が絶望的だったと思われましたが、ファイナルラップで鬼神の走りで10位を獲得しました。
今年のライコネンは、クレバーな走りで開幕戦を勝利して、ポイントランキングも2位につけていました、どちらかと言うと、クレバーな走りが目立っていましたが、今回のモナコでは久々のライコネンの熱い走りを見ました。
ライコネンの強さは、この走りが出来るから強いと思います、クレバーでありながら、ここ一番では、鬼神の走りを魅せてくれます。
10位でたったの1ポイントですが、この1ポイントが最後には大きな意味を持つかもしれません、やっぱりライコネンが戻って来てくれたF1は面白いですねー!!
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