広島の前田智徳外野手が、今季限りでの引退を表明しました。前田選手の記録は、通算2186試合に出場し、2119安打、295本塁打、1112打点です。前田選手のすごさを物語っているのは、落合監督が「天才はオレじゃない、前田だよ」とコメントした事です。
広島の背番号「1」と言えば、天才・前田!ですよね。
前田選手には、本当に天才と言う言葉がぴったりの逸話がたくさんあります。
あの、イチロー選手でさえ憧れた存在のバッターでした。
寡黙な性格で、よく「侍」という言葉で称えられた、天才バッターでした。
あの落合監督が「前田の打撃フォームはシンプルで無駄がない。これから野球を始める子供達がぜひ参考にすべきフォーム」と絶賛しているように、本当に素晴らしい選手でした。
しかし、反面、ケガが多い選手であり、常にケガとの戦いであったプロ野球人生だったと思います。
往年は、代打の切り札として、これまた、素晴らしい勝負強さを見せ、チームに大きく貢献しました。
意外なんですが、前田選手はタイトルを一度も獲得していません、首位打者位は余裕で獲得しているイメージがありますが、タイトルは一度もないんです。
前田選手は、引退のコメントで、「やっと終わったかという感じ。重圧というか、そういうものから解放されてホッとしている」と勝っています。
言葉の重みが伝わってくる、素晴らしい言葉だと思います。
広島が、16年ぶりにAクラスを決めた年に、カープを代表する「侍」前田選手が引退すると言うのは何となく寂しいですね。
今後は評論家として活躍されるようです、天才ならではの、解説にも興味がありますね。
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