名キャッチャーでありながら、愛嬌のある正確でファンが多い、達川光男さんですが、現役時代にピッチャーが打席に入った時の注意点としてピッチャーに伝えていた事がすごく印象に残りました。
先日の、MBSの実況アナウンサーが達川光男さんの逸話として紹介されていましたが、敵のピッチャーが打席に入る時は「今の打率に2割を足せ!」とピッチャーに指示をしていたらしいです。
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達川光男さんが言うには、ピッチャーは不気味で何があるかわかならいので、いくら打率が低くても、2割足した数字のバッターだと思って勝負しなさいと伝えていました。
例えば、ピッチャーの打率が1割2分だとすれば、3割2分のバッターとして勝負しなさいと言う事ですね。
達川さんは、ひょうきんなキャラなので、現役時代も結構適当だったイメージがありますが、実はすごいキャッチャーだったんですよ。
それを証明するかのように、ベストナイン3回、ゴールデングラブ賞3回を受賞しています。
何よりも一番すごいのは、野村監督が「達川がうるさくて困る」と言わしめる程、リード面で野村監督につきまとい、リード面についてアドバイスをもらったそうです。
その達川選手の名言として「ピッチャーが打席に入った場合は、2割足したバッターだと思え!」が出来たんだと思います。
この言葉を、当てはめると、現在の大谷選手は5割以上のバッターになってしまうんですけどねー(笑)