「キズナ」で5度目のダービー制覇を果たした、武豊ジョッキーですが、ダービーを初制覇するまで、かなりの時間がかかりました。その武豊を初めて、ダービージョッキーにしたのは「スペシャルウィーク」という馬でした。
天才ジョッキーといえどもダービー制覇と言うのは本当に難しいのだなと改めて思い知らされました。
デビューから11年間も、ダービーで勝つ事が出来ませんでした。
それまで、何度もG1のタイトルを獲っているにも関わらず、不思議な事にダービーは勝つ事が出来ませんでした。
当時は、「武豊は、ダービーを勝てないジョッキーだ!!」とまで言われた事もありました。
しかし、ついに1998年に「スペシャルウィーク」と言う馬で、ダービー制覇を成し遂げました。
忘れもしませんが、あの名ジョッキー武豊が最後の直線で興奮のあまり、ムチを落としてしまうというアクシデントがありました。
鞭を落としてしまうほど、武豊も嬉しかったんでしょうね!!
武豊ジョッキーは、「ダービーを勝つのは子どもの頃からの夢」と常々語っていました、ダービー制覇後のインタビューで
「スペシャルウィークは本当にたいした馬!!同じように感じて乗ってきたダンスインザダークでダービーを取り損ねた時の反省も、生かせたと思います。」
と語っていました、そしてダービー馬になれる馬の条件はと言う質問には
「本当に強く、さらになにかを持った馬じゃないと勝てない」
そして、ダービージョッキーになるには?という質問には
「普段からいかにダービーを意識するかじゃないですか。」と答えていました。
その後は、翌年1999年もアドマイヤベガで、2002年にはタニノギムレットで、そして2005年にはディープインパクトで、そして2013年にキズナで5回ものダービーを制覇しています。
やはり、三冠馬ディープインパクトのダービーも強烈ですが、私の中では、武豊を初めて、ダービージョッキーにした「スペシャルウィーク」の存在がいまだに鮮明に残っています(笑)
ダンスインザダークの末脚が忘れられない!「サンデーサイレンス四天王」の戦い!
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