「教科書なんて要らない。大切なのは人々の意見に耳を傾けること。」

「教科書なんて要らない。大切なのは人々の意見に耳を傾けること。」この言葉は誰の言葉かご存知でしょうか?日産んのCEOであるカルロスゴーンさんの名言です。

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「教科書なんて要らない。大切なのは人々の意見に耳を傾けること。」

どういう意味なんでしょうか?

経営に大切な事は、教科書やマニュアルを読むのではなく、色々な人々の意見に耳を傾け、問題を見つけ出すと言う事が大切だと言う意味です。

ゴーン社長は、コストカッターと呼ばれ、冷徹な人間と言うイメージがありますが、実際ではそうでないようです。

もちろん経営者なので厳しいのは事実だと思いますが、人を大切にするという理念を持っておられるようです。

東日本大震災の際にも、「無名の英雄たたえるのが私の責任」と言う名言のもと、被災されたいわき工場の社員を奮い立たせて、いち早く工場の再建を果たしました。

「日本国民あるいは日産社員の献身的な努力を目の当たりにして感銘を受けている。私は被災によって停止していた当社のいわき工場を訪れ、フル稼働になれば必ずまた訪れると約束した。だから来週行く。これはひとえに”現場力”によるものだ。このような危機では新聞に名も載らないような多くの無名のヒーローが登場する。彼らを称賛し、勇気づけるのが私の責任だ」

こんな素晴らしい発言が出来る人が冷酷なだけの人間であるはずがないと思います、ゴーン社長の給料は高すぎると良く言われますが、日産の今の実績を考えれば、当然の対価だと思います。

ゴーン社長がリバイバルプランを発表した際には、マスコミにも散々叩かれたようですが、「私には日本語がわからなかったので気にならなかった」と発言されていました。

こう考えると「鈍感力」も備えた、素晴らしい経営者ですねー、もうひとつカルロスゴーンさんの名言に感心した言葉があります。

「社長は常に最前線に、旗を持って立っていなければならない。そこに困難があれば、彼らを助け、勇気を与えるのが社長なのだ」

社長自らがこんな発言をしてくれると社員も奮起するでしょうねー、さすが、日本で一番有名な外国人社長ですねー(笑)

セブンイレブンと呼ばれる男「カルロスゴーン」

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