ホンダの軽自動車販売の勢いが止まりません、ホンダ渾身の力作「N BOX」で大成功を収め、ライバル不在の市場で合った「N ONE」の成功もあり、今や、ダイハツ、スズキにも脅威となる存在になっています。
ホンダは、今までは、どちらかというと軽自動車試乗を軽視していました、しかし、ここ最近の軽自動車の売れっぷりを見て、本気で「N BOX」を開発しました、これが大当たりで、プリウスよりも売れた月があった位の大ヒットモデルになりました。
今でも好調に売れているようですが、スペーシアの登場や、間もなく登場する新型タントもあるので気が抜けない状況ではありますが、現在は好調を維持しているようです。
実際の数字にも表れており、前年同月比ではホンダは144.5%で、ダイハツの88.9%、スズキの98.8%と比べるとホンダの一人勝ち状態が続いているといっても過言ではないと思います。
この「Nシリーズ」の連続成功は、1990年代中盤にあった、「クリエイティブ・ムーバー 」を思い出しますね。
オデッセイ、ステップワゴン、CR-Vが連続ヒットになり、苦境にあえいでいたホンダを大復活させた立役者になりました。
勢いに乗るホンダは、2013年度の国内販売台数を今年度の見通しよりも16%上回る85万台に引き上げる計画を発表しております。
軽自動車の部門でも、新モデルをさらに投入し、軽の比率を全体の5割に引き上げるという。
完全にスズキとダイハツを意識した発言になっていますね、他にもホンダは、どの分野の車でも「燃費No1を目指す!」と公言しています。
昔は、日本の自動車販売のシェアといえば、1位トヨタ、2位日産というのが当たり前ですが、今や完全に1位トヨタ、2位ホンダが定着していますよね。
ただ、気になるのは、ホンダは偏った車しか売れていない事です、トヨタや日産のように、まんべんなく車が売れていればよいのですが、ホンダは、本当に決まった車種しか売れていないので、今売れている車がコケると、一気に販売台数が落ちてしまう可能性があるので、そこが弱点になるんでしょうね!
もちろん、ホンダ自身が一番わかっていることなので、今年は、アコードハイブリッドや新型オデッセイも登場するので、まだまだ勢いが衰えないような気がします。
株価もグングン上がって来ていますし、今年のホンダからは目が離せませんね(笑)
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