ファンの間では、伝説とも言われている2003年のダイエーVS阪神の日本シリーズですが、第1戦から見所たくさんでした。20勝を上げた阪神・井川慶とダイエー・斉藤和巳のスーパーエースの対決で2003年の日本シリーズは幕を開けました。
2回裏、ダイエーがペドロ・バルデスの四球とフリオ・ズレータの安打で先制のチャンスを迎え、村松有人のタイムリーで1点を先制！！
この先制タイムリーは、私が結婚式の衣装合わせをしていた、貸衣装屋さんにいたにも関わらず大騒ぎしてしまいました。
阪神は4回表、先発斉藤からジョージ・アリアス、片岡篤史が四球を選び、矢野輝弘の右越えの三塁打で2点を返し逆転に成功。その裏、今度はダイエーが城島健司のソロホームランで同点に追いつくと、ペドロ・バルデス、村松有人の連打の後、鳥越裕介の犠牲フライで勝ち越し。
ちなみに、この年の日本シリーズに薩摩のイチローこと、川崎宗則選手がレギュラーに定着した年だったんですよ！！
6回表、阪神はジョージ・アリアスの安打を皮切りに、矢野輝弘の併殺打の間に1点を奪って同点に追いつく。阪神はその裏、井川からジェロッド・リガンにスイッチ。しかし柴原洋の安打、川崎の四球から井口が右越えの二塁打で1点を奪い、再びダイエーがリードする。
アリアスにしても、矢野にしても時代を感じる名前ですよねー！！まさかこの時に、ホークスの絶対的、捕手城島選手がタイガースに行くなんて誰も想像していませんでしたよね！！
7回表、ダイエーは先発の斉藤を降板させ、左のベテランリリーバー吉田修司を2番手に送る。しかしこれが裏目に出て、藤本敦士、金本知憲の四球から、桧山に中前打を打たれ、4-4の同点に追いつかれてしまう。同点に追いつかれたダイエーは、3番手岡本克道が登板し、広澤を三振に仕留めてピンチをしのぐ。
ここでまさかの出来事が、絶対的エース、斉藤和巳投手が阪神相手にまさか降板するなんて思ってもいませんでした、吉田修司って言う名前も本当に懐かしいですね。しかしこの時の、兄貴金本選手は本気で怖かったです！！
この時点で同点、しかもスコアは4対4の野球で一番おもしろいスコアですよね！！
8回から登板している安藤優也から、松中が四球で出塁する。王監督は松中の足の怪我を考慮し、代走大越基を塁に送った。その後、フリオ・ズレータが左中間へサヨナラ打を放ち、ダイエーが先勝した。9回2死から登板した篠原が対戦打者わずか1人、投球数3球で勝利投手となった。
このサヨナラヒットがきっかけで阪神の赤星選手は腕を負傷しました、このまま日本シリーズに出場し続けましたが、今思えばこの時の赤星選手の怪我で、2003年の日本シリーズは決まっていたのかもしれませんね。
これは、ホークスのファンだからこそいえる意見なんですかねー！！
しかし、今振り返っても大興奮の2003年の日本シリーズですね！！
※城島1号ホームラン
※福岡ドームでダイエー1勝
