元プロ野球選手の野茂英雄さんが、アメリカ球界の殿堂入り選手の候補者36人に選出されました。日本人として初めて選ばれるという快挙を達成しました。今年は、楽天のマー君がポスティングでの移籍が有力視されていますが、このポスティングシステムを作ったのも、野茂英雄さんといっても過言ではありません。
今の若い人は、トルネード投法のドクターKで言われた「野茂英雄」をご存知でない方もおられると思いますが、野茂英雄は、まさに「英雄」という活躍をしたプロ野球選手でした。
日本で5年間で78勝、メジャーリーグで12年間で123勝をあげて、日米通算で201勝をマークしています。
何とメジャーでは、ノーヒットノーランを2度も達成しています。
ナリーグとアリーグの両リーグでノーヒットノーランを達成した投手は、野茂選手を含めて4人しかいないという偉業です。
独特のフォームから投げる姿は、まさに竜巻に見えたので「トルネード投法」と呼ばれました。
野茂選手の魅力は、やはり三振です、ファンは野茂の三振を見に来ていると言っても過言ではないほど、野茂の三振は魅力的でした。
しかし、メジャーリーグの殿堂入りというのは、明確な基準はありませんが、投手では300勝、打者では3000本安打、500本塁打が基準になっています。
しかし、野茂選手はこの成績には大きく及びません、しかし、野球の世界で日米の架け橋を果たしたのは間違いなく野茂選手でした。
松坂も、ダルビッシュも、岩隈も黒田も、イチローも青木も全員、野茂がいなければメジャーでは活躍出来ていません。
野茂選手のすごいところは、今のように海外FAやポスティングシステムが無かった時代に、引退という形をとりメジャーに挑戦しました。
その当時の近鉄の年俸は1億4000万円でしたが、わずか980万円でドジャースとマイナー契約を果たしました。
それからの活躍は、説明するまでもないほど、大活躍を果たしました。
今回の選考でも、「今日のアジアへの広がりは、彼抜きには考えられない」と評価されています。
日本人としては野茂選手の功績の大きさがメジャーにも認められて嬉しい限りです、是非、殿堂入りを果たして欲しいと思いますね!
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