新型ムーブの「スマートアシスト」の大きな盲点

新型ムーブですが、「スマートアシスト」という衝突回避軽減ブレーキを搭載して、話題になっています。しかも価格が5万円で装着可能と言う事で、日本車の安全基準を引き上げたと言われています。しかし、この「スマートアシスト」にすごい盲点がある事を知りました。

smaertasist130414.jpg

まず、「スマートアシスト」とは、約4~30km/hで走行中、レーザーレーダーが前方車両と衝突する危険性が高いと判断すると、まずドライバーにブザーやインジケーター表示で警告、その後も回避操作が無い場合には緊急ブレーキが作動する仕組みです。

スバルの「アイサイト」などと同じようなシステムですが、ムーブが時速31km以上で走行している場合はどうなると思いますか?

普通に考えてみると、時速31km以上の場合は、止まり切れずに前の車にぶつかってしまう可能性があるという結果になると思いますよねー。

でも、全然違うんです、何と時速31km以上で走行の場合は、ノーブレーキで前の車に突っ込んでしまうんです!!

これを聞いた時、私はゾッとしました、この事をどれくらいの人が、きちんと理解してるのかなと不安になりました。

新型ムーブを購入して、「スマートアシスト」を装着した方は、万が一があっても、自動で車が止まってくれるという油断が生まれないかなと思います。

実際の走行ケースで30km未満で走るケースと言うのは少ないと思います、でも運転している本人は、万が一があっても、自動でブレーキがかかると思ってしまっていたら、かなり危険になります。

「スマートアシスト」は、確かに素晴らしい技術ですが、メーカー側もきちんとリスクもアピールして欲しいと思います、衝突回避軽減ブレーキは、事故が減るのに、非常に有効な技術だと思います、だからこそ、使う側もきちんと理解をして使いたいですね!!

新型ムーブが日本車の安全基準のハードルを大きく上げたぞ!

スポンサードリンク

スポンサードリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする