日産のノートが好調に売れているようです、何とあの王者フィットの販売台数を上回ったそうです。ハイブリッドを除いた、ガソリン登録車の中では1位に輝いています。なぜこんなにノートが売れるんでしょうか?
今の時代は、ハイブリッドが主流になっており、販売台数の1位、2位は「プリウス」「アクア」になっています。
しかし、3位のポジションはフィットが定位置になっていましたが、何と日産ノートが猛追して、2012年9月以降はガソリン車で1位に輝いています。
ノートはRJCカーオブザイヤーにも輝いた素晴らしい車です、しかし、それほど特徴がある車でしょうか?
なぜこんなにノートが売れるんでしょうか?
どうやら時代背景が大きく関係しているようです、いわゆる「第3のエコカー」の台頭です。
「第3のエコカー」というと、簡単に言うと、ハイブリッドやクリーンディーゼルではなく、今までのエンジンを究極に突きつめて省燃費を達成する技術です。
この「第3のエコカー」は、従来のシステムを使うので、価格のアップが最小限に抑えられるんです、一番有名なのはマツダの「Sky Active」ですね。
ノートが売れる理由は、性能と価格のバランスがぴったり当てはまった結果だと思います、単純比較は難しいですが、ノートの売れ筋グレードはスーパーチャージャー搭載の「X DIG-S」で149万9400円、JC08モード燃費が24km/L対する、アクアは中間グレードの「S」が179万円で、JC08モード燃費35.4km/Lになっています。
価格差は約30万円になります、この30万円を取り返そうとすると約15万キロ走らないとチャラにはならない計算になります。
そう考えると、ハイブリッドでは無くノートを選ぶ選択も賢いと思います、ファーストカーとして使うにも十分な広さの車で、スーパーチャージャーが付いているので走りも文句なしです。
こう考えると、ノート売れて当然ですね、マツダが目指している究極の「Sky Active技術」が完成したら、さらに「第3のエコカー」の燃費も向上する可能性はまだまだあると思います。
賢い消費者が増えてくると、今までのように、ハイブリッド一辺倒とは、いなかくなってくるのかも知れませんね!!