尖閣諸島の問題で悪化の一途をたどる、日中関係ですが、北京マラソンの日本人の参加が拒否されたようです。
11月25日に開催される北京マラソンの組織委員会は10日、日本国籍の選手の参加を認めないことを明らかにした。「選手の安全を考慮した」と説明しており、日本政府の尖閣諸島国有化による日中関係悪化を受けた措置とみられる。昨年まで行われていた日本企業の協賛もなくなった。
尖閣問題で関係悪化がなかなか修復しない日中関係ですが、日本人が参加できる大型イベントです。
それさえも中国当局は日本人の参加を拒むと言う暴挙に出ました、日本のスポンサーもマラソン大会へのスポンサーを降りる状況になっています。
日中関係の悪化は、特に自動車産業を直撃しており、トヨタや日産、ホンダは中国の販売を大きく落としております、やはり中国10億人の消費パワーを失うと、中国に依存していたメーカーはかなり厳しい状況になってしまうんですね。
噂では、中国は本気で尖閣列島を狙っているようで、これからは日本企業も正念場を迎えそうな予感がします。
かといっても悪い事ばかりではなく、トヨタは北米での自動車販売を大きく伸ばし、業績をアップしています。
今や世界で戦う企業は、中国抜きでの商売は厳しいと思います、しかし中国にとっても日本企業の相手が出来なのは苦しいはずです。
お互いの意地の張り合いはやめて、早く正常な日中関係に戻って欲しいと思います。