民主党の野田内閣の総辞職で、おそらく、安倍政権が復活するという予想で先週からどんどん円安の進行が止まらないようです。日本企業にはありがたい事だと思うのですが、思わぬところから不満が出ているようです。
自民党の安倍総裁が解散後に連日、大胆な金融緩和策をブチ上げ、金融市場もビンビンに反応。「次の首相の最右翼」とみられる人物の発言だけに、海外投資家を中心に「選挙後は金融緩和圧力が高まる」との見方が強まり、円売りの流れは加速の一途だ。
この急速な円安の進行は、日本経済に良い方向に進んでいるのは間違いないようです、実際に東証の日経平均も9500円近辺まで回復してきています。
昨日、テレビを見ていたら、円相場が対ドルで100円以下では、日本の企業はハンデを背負って戦っているのと同じような状況だと言われていました。
特に、日本の基幹産業である自動車メーカーには、この円高は業績にもろに関わってきますので、特にトヨタのような大きな企業では、1円の円高でもかなりの利益が吹き飛んでしまうと言われています。
約1週間で、3円も円安が進んでいると言うのは、輸出企業には追い風になると思います。
ところが良い事ばかりではないようです、年末を海外で過ごす予定にされていた方には、急速な円安は予定が大きく狂ってしまいそうです。
円高だから海外旅行に行こうと思われていた方も多いようで、このまま円安が進行してしまうと、海外旅行のお得度が大幅に減ってしまうと嘆いている方もいるようです。
あくまで個人的な意見ですが、海外旅行に行ける人は、お金に余裕がある人が多いと思いますので、ここは、日本経済のために何とか目をつぶっていただければんと思ってしまいます。
日本経済の復活、本当に見てみたいですよねー!!