第2回WBC大会の第2ラウンドのキューバ戦で松坂と城島のバッテリーが、頭脳戦ですごい駆け引きをした試合を覚えていますか?
大会前から言われていた事ですが、「キューバは勝つためなら何でも使う」と言われていました。
実際、試合が始まると、日本では考えられないんですが、キャッチャーの動きに合わせて、「インコース」や「アウトコース」とベンチから大声で叫んで、味方のバッターにボールのコースを伝え出しました。
この効果は、テキメンで松坂のボールはコースを読まれるので、連打されてきました。
そこで、松坂と城島のバッテリーはすごく高度な頭脳戦を展開しました、まず、城島がミットを構えず、コースを教えない作戦に出ました。
そして、さらに驚いたのが、ミットを構えた方とは逆の方に、ボールを投げるという高等技術でした。
これは、投げる方も、受ける方も技術が無ければ絶対に成立しない作戦です。
私も、生で見ていましたが、「今日の松坂はえらいコントロール悪いなー」って思っていました。
実際の実況のアナウンサーも「おっと危ない。外へ投げたかったスライダーがインコースにきましたが空振り」と解説しているほど、見方も欺いていました。
今回の第3回WBCもタフな戦いになると思いますが、また色んな伝説が残る大会にして欲しいなと思います!!