幕末の英雄である坂本竜馬に、ゆかりが深い、船宿「寺田屋」ですが、今では京都の伏見にあり、観光地としても有名です。でも今の「寺田屋」は実は、「寺田屋騒動」が起こった「寺田屋」とは別物なんです。
龍馬ファンなら、「寺田屋事件」をご存知の方も多いと思います、事件当時の「弾痕」「刀傷」と称するものや「お龍が入っていた風呂」が残っている観光名所になっていますが、実はこの「寺田屋」は当時のものが残っている訳ではないんです。
先頃の報道で、「寺田屋は当時の建物ではないのでは?」と言う報道がありました、それを受けて、実際に、京都市のHPからも削除されています。
どうやら、本物の寺田屋は、鳥羽・伏見の戦いで全焼したと言われているようです。
そしたら、実際に残っている「弾痕」「刀傷」は一体何なの??ってなりますよねー。
確実視されていることは、今の「寺田屋」の場所に、本物の「寺田屋」は無かったと言う事です。
と言う事は、やっぱり偽物なん?
でも、ここからが複雑で、焼けてしまった、実際の「寺田屋」の資材を使って復元したのではと言われています。
だから、本物とも偽物とも言えない中途半端な存在になっているようです。
でも、本物でない以上、偽物といっても間違いないような気がするんですけどねー(笑)
でも、私も実際に何度か行った事がありますが、当時の趣は残っていますよー、幕末にタイムスリップしたかのような錯覚を味わえる場所です。
幕末ファンの方は、偽物かもしれませんが訪れる価値のある、観光地だと思います!!
何よりびっくりなのは、今でも宿泊出来るんですよー。
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