ソフトバンクが、買収したアメリカの携帯電話会社スプリントネクステルの経営に苦しんでいます。
噂では、ソフトバンクはスプリントを売却するのではという報道も出ています。
スプリントの経営が思うようにいかない事を、孫正義社長が面白い表現をしていました。
「ボーダフォンは日本のプロ野球、スプリントはメジャーリーグ」
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と言われました、めっちゃわかりやすい表現ですよね。
ボーダフォンを買収して、ソフトバンクにしてから、9年間で9倍の売上を達成しました。
9年間で9倍の売上増なんて、考えられない快進撃ですが、この勢いのまま、アメリカにも進出しましたが、今のところ苦戦しています。
ボーダフォン買収の敵は、ドコモとauでした、今思えば、孫正義社長にとっては楽勝の相手だったんですね。
実際に、今のドコモは、ソフトバンクに惨敗の繰り返しで、何の魅力も無い通信会社になってしまいました。
ドコモとauとの戦いは、日本のプロ野球レベルだったようです。
しかし、今回のスプリントの再建は、メジャーリーグで戦うような感覚で、一筋縄ではいかないようです。
スプリントの経営難がソフトバンクの足を引っ張っているのは事実です。
でも実は、ソフトバンクは、スプリントをあきらめて売却したとしても1兆円以上の利益を手に出来るんです。
ソフトバンクが、スプリントを買収した時は円高で1ドル=80円ほどでした、しかし現在は1ドル=120円になっています。
この差額で、仮に現在ソフトバンクが、スプリントの経営をあきらめて売却したとしても1兆円以上の利益がソフトバンクに転がり込んできます。
この孫正義社長の先見の明は本当に驚きますよね。
スプリントの経営はメジャーリーグだそうですが、ソフトバンクはいつ辞めても痛くもかゆくもないんですよー!!