2014年のF1は、レギュレーションの大幅は変更によって、絶対王者レッドブルのベッテルが大苦戦んしているのを尻目に、メルセデスが圧倒的な強さを見せつけています。
そんな状況の中、レッドブルは、ヨーロッパラウンドが始めると同時に、新燃料を採用する予定のようです。
この新燃料を採用すれば、1周当たり0.3秒もラップタイムが上がると予想されています。
今年のF1は、レース中に使用できるガソリンが100kgまでと決まっています。
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これによって、燃費合戦も始まっています、高出力で燃費の良いエンジンを作らないと2014年のF1を勝つことが出来ません。
そこで、ガソリンの開発にも目が向けられたようです。
実際に、シェルは中国GPで新燃料を持ち込みそれによってフェラーリは復活の3位を獲得したと言われています。
レッドブルはカストロールのガソリンを採用しています、そのカストロールが新燃料を持ち込むようです。
この燃料の争いと聞くと、1991年にウィリアムズとマクラーレンの戦いで「エルフ」「アジップ」「シェル」のガソリンメーカーがスペシャルガソリンの開発で争っていたのを思い出します。
あまりの臭いに、ガスマスクが無いとパドックを歩けないというような異常事態にもなっていました。
当時、マクラーレンの後藤治さんが、ガソリンを変えるだけで50馬力も上がったことがあると言っていました。
結局この燃料対決は、禁止になりましたが、またこの燃料対決が今年になって復活するかもしれませんね。
でも、人間に害のないような高出力のガソリンを作れれば、市販車の燃費にも役立つのは間違いないので、どんどん燃料の開発も行って欲しいと思いますね!!