「赤いハイブリッド」というキャッチフレーズで、発表されたトヨタの新型「SAI」の販売が好調なようです。マイナーチェンジとは思われない、変わりっぷりで、かなりイメージが変わりました。
「SAI」と言う車は、「レクサスHS250」と同じ車であり、どちらかと言うと、すごく地味なおじさんが乗るハイブリッドカーと言うイメージでした。
狙いがよくわからない車で、販売もかなり低迷しており、ハイブリッドなら、どんな車でも売れると言われた時代に、唯一売れなかったハイブリッドと言われました。
トヨタもそれを重々承知していたようで、今回のマイナーチェンジで、かなり大がかりな変更をして来ました。
「紳士が放つ色気」をテーマにし、デザインだけでなく、内装にも大きく手が加えられています。
トヨタ自動車の柴田秀一室長は、「新型SAIのデザイン開発にあたって意識したのは、お客様の記憶に残る、エモーショナルで先進的なデザインを突き詰めることでした。エクステリアではフロント・リアともに、センターマークから始まる立体の勢いをサイドまで加速させて伸びやかなフォルムとして、車格向上を狙いました。ランプ類では夜間に見ても、ひと目でSAIだと分かる先進性を表現しています」と外観デザインのテーマを紹介。
トヨタの気合いが伝わってくる、コメントですねー!
市場も、このデザインを受け入れ、販売も好調なようで、販売初月は、目標の3.5倍である7000台の受注があったようです。
燃費も22.4km/Lまで向上し、価格は321万円からとレクサスHSから約100万円安い価格で発売しています。
今までの「SAI」は、レクサスHSの廉価版というイメージが強かったですが、今回の大幅なマイナーチャンジで「SAI」自体の魅力が出てきて、積極的に選びたい車に仕上がっているともいます。
よく見ると、オーリスにも似ているような気がしますが、なかなか格好良いと思います。
「赤いハイブリッド」と言う事で、赤がイメージカラーになっていますが、この赤色もぴったりはまっている気がしますね!!
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