トヨタが本気で「プラグインハイブリッド」の普及に向けて動き出しました。ここにきて「プリウスPHV」の価格を一気に20万円も値下げして、補助金を合わせると255万円から購入出来るようになりました。
プリウスは絶好調に売れていますが、「プリウスPHV」はトヨタの思惑とは裏腹になかなか販売が伸びない状態が続いています。
「プリウスPHV」の発売は、2012年の1月で、発売当初は、国内年間目標を3万5000台~4万台という数字に設定していましたが、結果的には、今までの累計が1万4000台と全くと言って良いほど、目標に遠く及びません。
「プリウスPHV」が普及しなかった、最大の要因は、充電のインフラが進まなかった事ですね。
電気自動車である、日産のリーフや、三菱のi-MiEV(アイミーブ)も、インフラが進まなかった事により、普及が思わず進んでいません。
しかし、経済産業省が、急速充電の普及に大きな前進になる政策を発表しました。
「次世代自動車充電インフラ整備」の補助金制度が始まった。電気自動車やプラグインハイブリッド自動車の充電器を全国に一気に広める目的で、1年間に合計11万基の設置を目指している。補助金の総額は1005億円にのぼる。
この政策に、トヨタが素早く反応し、トヨタウンのCMで「61」というのを前面に押し出し、プリウスPHVを大々的にアピールしています。
「プリウスPHV」は、61km/Lという素晴らしい数字でありながら、電気自動車では無く、エンジンも搭載しているので、電気が切れても、エンジンで走れると言う、現状では最強のエコカーだと思います。
EVでは、どうしても航続距離に問題がありますが、PHVでは、航続距離を気にせずに走る事が出来ます。
電池だけで約26.4km走る事が出来るので、都市部であれば、ガソリンを一切使わずに車に乗る事も可能です。
ガソリン代が急激に上がっている、現在であれば、普通のプリウスより魅力的だと思います。
ただ、「プリウスPHV」の普及は進まないのは、普通のプリウスとデザインが変わらない点も大きいと思います。
補助金を合わせると実質255万円から購入出来るとなると、個人的には、一軒家にお住まいの方で、プリウスを検討されている方は、実用性を取って、「プリウスPHV」を選ぶのがオススメです!
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