facebookのユーザー情報のうち、名前とメールアドレスが110万件がたったの5ドルで手に入れた方がいる。
ブルガリアのブロガー、ボゴミール・ショポフ(Bogomil Shopov)さん。購入理由は、もちろん悪用ではなく注意をうながすため。そしてFacebookのセキュリティの甘さを訴えるため。
なぜそんなに安価で売られる情報がでたのか? ボゴミールさんは、アプリが原因だと言います。複数のアプリが、アクティブユーザーの情報をとっていくのです。今回、ボゴミールさんが手にした情報の多くは、米国、カナダ、イギリス、ヨーロッパのユーザーのものでした。Eメールアドレスは、Facebook上で表に出さない設定も可能です。が、今回はそれも関係なく抜かれてしまっていました。
フェイスブックのセキュリティが甘いということは常々問題提起されていましたが、実際にこういう事例があると実感しますね。
個人情報というのはどこの世界でも重要ということで、日本では法律も制定されたのですが、ネットの世界ではいたちごっこのようにこの個人情報の違法取得と情報の販売が盛んに行われています。
自分は関係ないや!というスタンスではいつか情報を悪用され痛い目にあうかもしれません。
先日話題になった自分で書きこんだことのない悪意のある文章で誤認逮捕される事件がありますよね。これは使っている被害者がパソコンのIPアドレスに成りすまして、第3者が違法な書き込みをしたということが分かりました。
IPアドレスも個人情報の一つと考えていいと思います。
自分の身は自分で守る!はネットの世界でも現実世界でも同じことが言えるということですね。
セキュリティにちょっとした出費は当然ということですね。