トヨタがTPPに参加に賛成している本当の理由

日本経済を左右するTPPですが、自動車業界のトヨタや日産は、基本的には賛成しているようですが、軽自動車を扱う、スズキやダイハツは反発をしているようです。しかし、トヨタや日産がTPPに賛成しているのは実はかなり腹黒い考えがあるようです。

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輸出業が中心になっている、自動車産業はTPPに参加する事で自動車メーカーにはメリットがあると言われていますが、実際はそうではありません。

実は、トヨタや日産など大手自動車メーカーは、北米では現地生産していますので、TPPは関係ないんです!!

では、なぜ、トヨタや日産は、TPPに積極的に参加の意向を示しているかと言いますと、実は、日本の「軽自動車の優遇を失くすため」に参加の意向を示しているようです。

わかりやすく説明すると、TPPが開始されると、当然ですが、アメリカなどから日本に車が輸入されます、そうなると輸入車は日本の軽自動車の優遇措置が邪魔になるんですね!!

そうなると主に、アメリカのBIG3の自動車メーカーから軽自動車の優遇措置を失くせと、日本政府に圧力がかかります。

そう考えると得をするのは誰でしょうか?今でもトヨタや日産は「軽自動車の優遇措置を失くせ」と訴えを起こしています。それをズズキを中心に軽自動車メーカーは反対しています。

でも、軽自動車の優遇措置が無くなれば、トヨタと日産には、国内販売が好調な軽自動車の市場を奪う事が出来ます

と言う事で実は、国内販売の売上増を狙って、トヨタや日産はTPPの参加を表明しているようです。

やっぱり世の中には様々な思惑が渦巻いているんですねー!!

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