阪神甲子園球場のラッキーゾーンが復活すると言う話があります。
確かに2018年のプロ野球ペナントレースを最下位で終わってしまった、阪神タイガースにすると、少しでもホームランが増えるラッキーゾーンの復活は良い話かと思いがちですが、実はあまり意味がないと思います。
はっきり言って、弱いから作るラッキーゾーンでは意味がないんです。
阪神の最大の弱点は、く打撃力です。
2018年シーズンはホームラン数も少なく打撃力にかなり苦しみました。
そこでラッキーゾーンを作れば少しでもホームラン数が増えると言うのが普通の考えだと思います。
しかし、ラッキーゾーンが復活すると、当然ながら相手チームのホームラン数も超えます、わかりやすく言うと打ち合いになる試合が多くなるということです。
こうなると打撃力が低いチームが打ち合いの試合に勝つと言うのは至難の業だと思います。
常勝軍団であるソフトバンクホークスもホームランテラスと言うラッキーゾーンを開設しました。
しかしホークスは、負けたから作ったのではなく、優勝した次の年にホームランテラスを設置しました。
これによってホームラン数は大幅に増えましたが、当然ながら敵チームのホームラン数もかなり増えました。
ただホークスは打撃力も投手力もあるからこそ、ホームランテラスを設置しても勝ち続けることができるんです。
今の阪神のチーム力でラッキーゾーン復活すると余計に勝てなくなる試合が増えると思います。
甲子園は風にも左右される球場です、そうなるとやはり大事なのは投手力だと思います。
阪神の投手力はセ・リーグナンバーワンといっても過言ではありません。
ラッキーゾーンを復活させるのではなく、きちんとした守り抜く野球をすれば上位浮上は間違いないと思います。
やはり関西在住の私は、阪神が弱いと面白くないです、2019年こそは、強い阪神タイガースが見たいと思います。