フォルクスワーゲンの「up!」ですが、この車こそが日本と欧州との車の考え方の違いが反映された車だと思います。
フォルクスワーゲン「up!」は、初めてドイツ車が価格で日本車に対抗してきた車と言っても良いと思います。
スバルの「アイサイト」のように、ぶつからない車として、「シティ・エマージェンシー・ブレーキ」を標準装備して販売している車です。
upは大きく感じるかもしれませんが、パッソよりも小さく、軽自動車並みの大きさしかないんですよー!
内装ですが、はっきり言って安っぽいです、しかしカラーリングでおしゃれに見せています、こんなおしゃれな色遣いは国産車にはないでしょー!!
装備は驚かれると思いますが、パワーウンドウが前席にしか無いんです、しかも独立したパワーウンドウなので、運転席から助手席の窓を閉めれないんです!!
この時点で、この車を買う事は無いという方も多いと思います。
しかし、安全装備に目を移すと、日本車に比べて安全装備の充実度が高く、横滑り防止装置とサイドエアバッグのほか、シティ・エマージェンシー・ブレーキまで標準装着されています。
これこそが、日本とヨーロッパの車に対しての価値観の違いだと思います。
私も以前までは、快適装備重視でしたが、アウディに乗ってからは、考えがガラリと変わり、今では「up!」の考え方の方が指示できるようになって来ました。
価格は149万円からと、かなりの戦略的価格で、フィットやノートなどもライバルになってきます。
しかし、「up!」を支持する人は、フィットやノートを迷う事さえ無いと思います。
どちらが正解と言う事は無いと思いますが、これこそが、日本とヨーロッパの車に対する価値観の違いと言えると思います。
個人的には、小さい車にも安全装備を充実させると言う事が本来の姿だと思うのですが皆さんはいかがでしょうか?
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