ドコモの通話定額プランが開始されました。
「カケホーダイ」と言うプランで、月額2700円で他社の携帯電話でも、固定電話でも、どこに何時間かけても2700円の通話料金になります。
ドコモが先駆けて、通話定額を発表しましたが、ライバルである、auとソフトバンクの動向が注目されていましたが、どうやらauもソフトバンクも月額2700円で通話定額が発表されるようです。
パケット料金に次いで、通話も定額になり、「結局、また談合かよー!」って言う意見も飛び交っています。
実質通話料が値上がりになるなど、色々問題はありそうですが、しかし、よく考えたら、これってすごい事だと思います。
何がすごいかと言うと、ソフトバンクが、ドコモとauに対して真っ向勝負が出来る企業になったと言う事です。
少し前までは、ソフトバンクは、安いけど繋がらないというイメージの会社でした、しかし、最近では繋がりやすさNo.1と堂々とCMを流すほどの企業になりました。
今や、ドコモもauと比較しても遜色ない電話会社になりました。
ボーダフォンを買収して、たった8年間でこの躍進ぶりは本当にすごいと思います。
孫正義社長の事を悪く言う方はたくさんいますが、このV字回復を成し遂げられたのは、孫正義社長しかいなかったと思います。
今や、ドコモも恐れるソフトバンクは、もはや日本市場だけでなく、アメリカを向いています。
よく、アメリカに目を向けている時間があれば、日本のソフトバンクの電波の繋がりを改善しろという意見もありますが、ソフトバンクが嫌ならさっさと解約すれば良いだけだと思います。
それより、アメリカで儲けてもらって、日本にもっと素晴らしいサービスを持ち込んで欲しいと思います。
通話定額の導入で、苦しくなるのは、ドコモとauだと思います。
理由は海外に目を移しているソフトバンクには、日本の市場だけでなくても食っていけるからです。
SIMフリーも、そろそろ始まりそうで、激動の時代を迎えそうな通信業界ですが、おそらく最後に勝つのはソフトバンクだと思います。