スズキの「スペーシア」、ホンダ「N BOX」の猛追を受けて、ダイハツの「タント」が大苦戦しています。このジャンルの先駆者にも関わらず、強力なライバルの猛追に後塵を拝しています。そのタントが予定より2ヶ月前倒しで、今までのスタンスを捨てて、大きなフルモデルチェンジします。
ダイハツの「タント」といえば、「ワゴンR」や「ムーブ」などより背を高くして、広大なスペースを採用した、トールタイプワゴンの軽自動車の先駆者です。
2代目で、ピラーレスを採用し、ライバルを大きく引き離し、最盛期は、軽自動車販売の2位まで躍進する、ダイハツのドル箱モデルです。
しかし、今年のフルモデルチャンジを迎える、末期モデルなので、スズキの「スペーシア」、ホンダ「N BOX」という超強力なライバルに最近では販売台数が激減しています。
と言っても、王者タントがこのまま、黙っているはずもなく、渾身のモデルチェンジを行います。
当初は、12月の予定でしたが、ライバルのあまりの猛追に、モデルチャンジを2ヶ月前倒しにして10月にフルモデルチェンジを敢行する予定になりました。
ここで、びっくりな情報がありますが、新型タントには、タントの代名詞である「ピラーレス」が廃止されます。
理由は様々ありますが、まず、ピラーレスを採用すると、重量が重くなります、ピラーレスを廃止する事で約50kgの軽量化が可能なようです、それはそのまま燃費の改善につながりますよね!!
スズキ「パレット」の時代には、両側スライドドアより、タントの広大なドアの方が評価されていましたが、ホンダの「N BOX」の登場で、ユーザーは、両側スライドドアの方が便利と言う事に気付いたようで、「N BOX」は爆発ヒットしました。
そこに、スズキも「スペーシア」を投入してきたので、ハイトワゴンタイプの軽自動車は、完全に両側スライドドアとうイメージになりました。
このような背景があり、ダイハツも市場にそわないといけないと言う事で、「ピラーレス」を廃止し、両側スライドドアを採用してくるようです。
おそらくですが、ムーブに採用された「サーモマネージメント技術」と「スマートアシスト」を採用してくるはずです、燃費もビックリするくらい改善されると思うので、新型タントはかなり魅力的な車になると思います。
ただ、個人的には「ピラーレス」を採用し続けて欲しかったんですけどねー!
王者タントのフルモデルチェンジで、ますます熾烈になる、ハイトワゴン軽自動車の市場に注目が集まりますね!!
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