家を借りる時に「礼金が不要」「仲介手数料が不要」「香辛料が不要」「保証人が不要」と言う事で、有名なUR賃貸住宅ですが、私はこのUR賃貸を思いっきり勘違いしていました。
私の中では、UR賃貸は、言い方が悪いのですが、低所得者の人向けの住宅だと思っていましたが、真逆だったんです。
先日、知り合いがUR賃貸を借りようと思うと言うので、一緒にUR賃貸の話を聞きに行きました。
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実際に物件も見せてもらって、建物自体は古いのですが、部屋の中はかなり奇麗にリフォームされており、結構満足したので実際に借りようかなとなりました。
そして営業所に戻り、入居出来る条件を聞いたら、ビックリの事実が判明しました。
UR賃貸に入居するのは、お金持ちじゃないと入居出来ないんだという事実がわかりました。
この表を見たら一目瞭然ですが、UR賃貸には、かなりお金を持っていないと入居出来ません。
①家賃×48倍の年収
②家賃×100倍の貯蓄
③家賃×24の収入および家賃×50倍の貯蓄
④家賃と共益費1年分と敷金(家賃2ヶ月分)を契約時に前払い
このどれかの条件に当てはまらないとUR賃貸に入居する事が出来ません、家賃の100倍の貯蓄って、10万の部屋なら1千万の貯蓄が無いとUR賃貸には入れないんですよ。
私は、本気で低所得者向けの住宅と思っていましたが、本当に大きな勘違いをしていました。
UR賃貸に住める人ってお金持ちの人だったんですねー(笑)
残念ながら、一緒に行った友達はそんなにお金持ちではないので、UR賃貸に入居する事をあきらめざるを得ませんでした。
コメント
現在UR住まいです。
そうなんですよね、なぜだか市営や県営の団地と勘違いされている方の多いこと多いこと。団地ってネーミングがダメなんだと思います。
30年以上UR住まいの30代。確かに公団公社で民営化される前には、収入で家賃が決まったり、安いイメージが先行しておりました。
が!!
URは公団時代に乱立させたニュータウン事業が大コケして今や大赤字。
その上、政府が手放してしまい半民営化されたも同然になってしまった為、赤字を埋めるため採算取りたくてしょうがないんです。
つまりは、公団時代の築年数古い団地でも中身を小綺麗にリノベさせ、お金持ちを住居させて、月々の家賃収入を上げるしか経営再生の道がないのです。
新しく建て替えになったURの団地では、家賃12~15万ザラです。こちら千葉県の郊外ですらこの家賃。古い団地ですら10万近い家賃だったりします(笑)
もはやPRポイントは、更新料がない、それだけです。住居費を安く済ませたいのなら、民間のアパートの方がトータルコスト安いかもしれません。
ご年配で年金暮らしの方々も多いのですが、リタイヤ後にこんなバカ高い家賃をよく払っていられるなぁ、隠れお金持ちなのでは?と思っております。
若者は会社から住宅手当出ないと手が届きませんよね(笑)
以前、上司から『家も買わないで団地なんかにいつまで住むの?』とバカにされましたが、UR、ある程度人並みの経済力がないと住めません。バブル世代の方だったので、無知って怖いなと思いました。
UR赤字精算するため、これからも民間のディベロッパーに土地を売却したり、家賃は民間の賃貸を相場にどんどん値上げしていきます。今、全国の自治会で闘っていますが、残念ながら国の閣議決定は覆せないでしょう。
コメントありがとうございます。
ものすごくわかりやすい説明ありがとうございます。
なるほど!!って事の連続でした、ものすごく勉強になりました!!