コンビニのアルバイトは簡単で誰でも出来るという人がいます。
私は、アラフォーの親父ですが、私も実際の20歳前後の時に、今はなきサークルKでアルバイトをしていました。
約20年前になりますが、その当時は実際にコンビニのバイトは楽勝でした。
一番厄介なのは、クロネコヤマトの宅急便の受付と、原付バイクの自賠責の保険くらいでした。
しかし、現在のコンビニは恐ろしい数の業務があって、決して楽な仕事ではありません、楽どころか覚えることが多すぎて大変な仕事だと思います。
簡単に例を挙げてみても、揚げ物・宅急便受渡・公共料金支払・商品補充・商品知識・レジ・プリペードカード販売・掃除・コーヒー/おでん器具の洗物・ATM操作・コピー機操作・コンサートチケット販売・雑誌付録つけ・酒の年齢確認・タバコの番号把握・イートインコーナーのポット補充などなど挙げたらキリがありません。
それに加えて、本来の仕事とは別の、24時間のシフトに、ヤンキーの退治、PTAのたまり場防止のぼり立て、トイレ貸し、迷い人の案内、高齢者のオレオレ詐欺防止、子供見守りの家、季節物ノルマ達成、自治会祭りの協賛など言いだすとキリがありません。
その激務にもかかわらず、時給は最低時給スレスレの店舗が多いにもかかわらず、世間的には誰にでもできる仕事扱いとされています。
そしていちばんの問題は、大半が個人のフランチャイズ経営だから、潰れるのも早いんです。
仕事に慣れてきた時に、バイト先が無くなってしまったということもよくあります。
最近になって、ようやく仕事の大変さが認められてきて、少しずつ時給が上がるつつありますが、それでもまだまだ時給の水準は低いままです。
コンビニのバイトは誰にでも出来るというイメージは大きな間違いです、大変な仕事だということを知っておいてあげてくださいね。