透明になるプリウス!見える見える

後部座席が透けたように見えるプリウスがデジタルコンテンツEXPOに出展された。

透明プリウスと言っても、外見が透明になるわけではない。運転席にはプロジェクターが設置されており、プリウス後部のカメラがとらえた映像を、プロジェクション・マッピングの要領で車内に投影する。後部座席にカメラの映像が重なると、まるで座席が透けたように見える、という仕組みだ。

プリウスが外から見て透けているのではなくて、中かから見て車体の後ろが透けているバックモニターのようなものです。

プロジェクター

実際に運転者が振り向いた時、運転席と助手席の間にプロジェクターとハーフミラーが取り付けてあるシステムです。

透明プリウス

透明になる!とは言いすぎかもしれませんが、実際には見えないとトランクの下のスペースがばっちり見えてます。

小さい子供などが隠れていても見逃すことはありませんね!

自動車運転の安全についてもドンドン技術が投入されている中、このバックの時の視認性UPのシステムは安全に対してワンランクステージっを上がるような機能ですよね。

慶応技術大学大学院 メディアデザイン研究家 稲見研究室による開発。今回はトヨタのプロモーションも兼ねての出展となったが、すでに自動車メーカー各社から多くの声がかかっているという。

自動車以外の分野でも大きく活用ができそうな開発だと思います。危険な工事現場での死角の多い作業場などで使用すると、作業効率も上がるし、危険度は下がるしもってこいのような気がします。設備するためのコストが安ければ爆発的に広がりそうなのですが。

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