JR北海道のレールの以上放置の事件が大きく取り上げられてます。レース幅が約2倍になっていたにも関わらず放置した件数は約270か所にもなるという異常事態が起こっています。
ひどい話として、28年間もレールの以上を放置していたと言う、ずさんすぎる管理が問題になっています。
確かに、JR北海道の経営陣の責任は大きいと思います、しかし、単純にJR北海道だけが悪いと言う簡単な問題ではないようです。
報道ステーションで、ニュースになっていましたが、JRで黒字収入が見込める会社は「JR東日本」「JR東海」「JR西日本」の3社だけで、「JR北海道」「JR四国」「JR九州」は、経営が厳しいと言われています。
この差は見ればすぐにわかると思いますが、ドル箱の新幹線があるかないかです。
特に、東京~大阪間の新幹線を保有する、「JR東海」はJRの中でも一番優秀と言われています。
国鉄からJRに民営化になり、順調に行っているように見えていましたが、ここに来て、JR内での格差の問題が現れて来たようです。
これからは、JR九州も九州新幹線を保有するので、JR北海道とJR四国の経営がさらに厳しい状況になっていきそうな予感がします。
これは、やっぱり、日本の東京一極集中の構図が引き起こしている問題だと思います。
東京オリンピックもそうですが、東京だけが儲かり、他の地方には恩恵が全くないと言う構図を根本的に考える時期に来ていると思います。
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