プロストの「セナがいたから成功出来た」の発言に感動!

4度のワールドチャンピオンを獲得し「プロフェッサー」と呼ばれた元F1ドライバー「アラン・プロスト」と聞けばアラフォーのF1ファンには懐かしいドライバーですよね。そのプロストが最近になってセナとの思い出について語ったそうです。

プロストのセナへの思い出

プロストと言えば、すぐに思う浮かぶドライバーとしてアイルトン・セナです。

セナとプロストは1988年頃から長い間ライバルとして何度もバトルを演じてきました、この2人のハイレベルな争いは「セナプロ対決」と呼ばれていました。

1988年〜1989年はマクラーレン・ホンダに同じチームメイトとして戦い、1990年には、マクラーレンとフェラーリに別れてチャンピオンを争いました。

現役時代は2人の仲は本当に悪く、1989年の鈴鹿でのクラッシュ、そして1990年の鈴鹿の1コーナーでのクラッシュは今でもどちらが悪いのかとF1ファンの中では語り継がれています。

そのプロストが最近になってセナの事を思い出すかのように感動的な話を披露しました。

「当時の争いがあったからこそ、私はよりいいドライバーになれたと思う。アイルトンとのライバル関係の重要さに気付いたのは、引退してからだったがね。私たちの戦いはF1に貢献したと思うし、F1をより人間的なレベルに持っていった。私たちは性格も、走り方も、F1に対する取り組み方も違った。だが、レースをやめてからアイルトンのやり方をより理解できるようになり、彼に感謝する必要があると分かったんだ。私の成功の50%は彼のおかげだからね」

まさに「拳を交えた仲」だからこそ言える発言だと思います。

セナが事故死した1994年のサンマリノGPでは、セナのフリー走行中に、中継席のプロストがセナにインタビューする言うサプライズがありました。

あの時はお互い親友とも思えるような穏やかな口調で話していたのが忘れられません。

プロスト自身が、自分の成功の50%がセナのおかげと言い切れるのは本当に素晴らしいバトルを演じて、お互いが尊敬し合っていたからなんでしょうね。

強いライバルがいて自分が成長する、素晴らしい話ですね!

この2人の関係で素晴らしく思うのは、あれだけ仲が悪かったにも関わらず、プロストの引退が決まった後はセナからプロストに歩み寄り、今までも関係を修復した事が感動しました。

あの頃のF1には、今のF1には少なくなっている、人間ドラマがたくさんありました。

1993年にプロストがチャンピオンんを決めた時に、セナが心より祝福していた姿を今でも忘れる事が出来ません

こういう人間臭い部分があったからこそ、セナもプロストも伝説のドライバーと言われるんでしょうね、久々に心が温まる話を聞きました(笑)

「セナプロ対決」1988年のF1鈴鹿サーキット

F1四天王と呼ばれたドライバー!

セナはベッテル?アロンソはプロスト?ハミルトンはマンセル?

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