「ティレル019」に採用された「コルセアウイング」が現代F1にも生かされている!

1990年のF1は、日本人ドライバーが2人出場した年でした。ティレルの中嶋悟と、エスポラルースの鈴木亜久里でした。1990年は、中嶋悟が所属したティレルに、スーパールーキーのジャン・アレジがデビューして、ティレルが一躍有名になりました。その中でも「コルセアウイング」を採用した「ティレル019」が話題になりました。

ティレル019のコルセアウイング

90年代のF1ファンなら、「ティレル019」をよく覚えていると思います。

「ティレル019」は、ポスルスウェイトが設計した「コルセアウイング」という変わった形状のフロントウイングを採用しました。

この年は、アレジの大活躍で、前半戦はティレルが目立った年でしたが、後半戦になるに連れて資金が厳しいティレルは思うように成績が伸ばせない状況が続きました。

「ティレル019」に採用された「コルセアウイング」は、戦闘機をモチーフにして作られたらしいです。

コルセアウイングは戦闘機をモチーフにした

確かに、形がそっくりで、まさに「コルセアウイング」と言う名前がぴったりですね。

この「コルセアウイング」がすごいのは、現在のF1のスタンダードであるハイノーズやアンヘドラル・ウイングと呼ばれるアイデアを実現したものでした。

この「コルセアウイング」は、ある意味本当に、F1を変えた素晴らしい発想だったんですねー(笑)

90年にマクラーレンホンダに採用された「バットマンディフューザー」って覚えてる?

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